プレスリリース

株式会社JERA グローバルマーケッツが東京商品取引所の電力先物取引市場における 市場取引参加者資格を取得

Tokyo Skyline

本日、株式会社東京商品取引所は、JERA Global Markets Groupに属する日本の電力取引事業体である株式会社JERAグローバルマーケッツに対し、市場取引参加者資格を付与したことをお知らせいたします。 

 

【概要】 

市場取引参加者名:株式会社JERAグローバルマーケッツ 

資格取得する市場:エネルギー市場(電力) 

資格取得日:2025年12月15日(月) 

 

<東京商品取引所における市場取引参加者資格の取得についてのコメント> 

 

株式会社JERAグローバルマーケッツ 遠藤 久樹 代表取締役 

JERA Global Markets Group日本電力取引マネージングディレクター) 

JERAグローバルマーケッツは、JERA Global Markets Groupの日本国内の電力トレーディング事業を担う会社として20254月に本格的な稼働を開始し、国内の電力市場における流動性の向上と市場取引参加者の拡大に向けて、積極的なマーケットメイクに取り組んでまいりました。 

このたび、JERAグローバルマーケッツが電力先物取引市場であるTOCOMの参加資格を取得できたことを大変嬉しく思います。これは、国内の電力市場の流動性が高まるとともに、透明性高く市場が活性化していくための当社としての重要な節目となります。JERA Global Markets Groupがグローバルなエネルギー市場で培ってきた知見と、グローバルに展開する電力取引の経験を生かし、当社は、高度な市場分析力と堅固なリスク管理体制を提供することで、更なる電力市場の発展に貢献してまいります。 

 

株式会社東京商品取引所 石崎  代表取締役社長 

この度、日本最大の発電事業者であるJERAの電力取引事業を担われているJERAグローバルマーケッツが、東京商品取引所の市場取引参加者資格を新たに取得されましたことを心より歓迎いたします。 

公正かつ透明性の高い電力先物価格形成のためには、電力実需に根差した市場流動性の向上が重要であると考えております。同社が東京商品取引所の市場取引参加者資格を取得されたことで、より一層、市場流動性の拡大や投資者の利便性の向上に貢献されることを大いに期待しております。 

 

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JERA Global Markets Groupについて> 

JERA Global Markets Group (JERAGM)は、「アセット・バック・トレーダー」です。JERAGMは、世界有数のユーティリティー企業である株式会社JERAと EDF Trading Ltd の合弁会社であり、世界で最も魅力的なエネルギーポートフォリオの一つを運営しています。それぞれの国・地域や国際的なエネルギー市場の動き方に対する深い理解を有し、豊富な知識と市場への洞察力を活かして取引機会の獲得、ポートフォリオ最適化、価値創造を行うとともに、お客様への安定供給を支えています。JERAGMはシンガポールに本社を構え、シンガポール、イギリス(ロンドン)、日本(東京)、アメリカ(ヒューストン)、オーストラリア(ブリスベン)の5つの戦略的拠点にオフィスを構え、約400名のグローバルな人材体制で活動しています。JERAGM全体の自己資本は、2025年4月1日時点で34億米ドルとなっています。 

<株式会社JERAグローバルマーケッツについて> 

2025年4月、株式会社JERAとEDF Trading Ltd.は、それぞれの日本の電力取引事業を統合し、JERA Global Markets Groupに属する日本の電力取引会社、株式会社JERAグローバルマーケッツに組み入れました。株式会社JERAグローバルマーケッツは、日本の電力のマーケティング、ソリューション提案、取引所および相対取引など、幅広いサービスを提供しています。